地中海食を取り入れてみましょう
地中海食とは、イタリア、ギリシャ、スペインなどの地中海沿岸の国々の人が食べている伝統的な料理のことです。
この地中海食が、動脈硬化による狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの病気の予防につながることが報告され、今注目されています。
国によって細かい違いはあると思いますが、地中海食には以下のような特徴があります。
・野菜や果物を沢山食べる。
・肉よりも魚を多く食べる。
・オリーブオイル、ナッツ、豆類をたくさん食べる。
・精製された炭水化物よりも、全粒粉などの未精製の穀物製品を選ぶ。
・適量の赤ワインを飲む。
野菜や果物、豆、ナッツ類、オリーブオイルは、最もよく食べるようにし、魚や貝などのシーフードも多めにとります。
逆に、牛肉や、甘いお菓子などは月に数回程度にするよう勧められています。
不飽和脂肪酸を多く含むオリーブオイルをよく使うこと、飽和脂肪酸を多く含む肉の摂取量が少ないこと、野菜や果物などの植物性の食品を多く摂取することなどが、健康に良い理由であると考えられます。
また、食事は一人でなく誰かと一緒にすること、日常的に運動することも勧められています。