• Hajime Ito

米どころの「糖尿病撲滅運動」

全国有数の米どころ、新潟県魚沼エリアで行われている「プロジェクト8」という糖尿病総合対策に関する記事を読みました。(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000012-nkgendai-life)


記事によると、このエリアでは血糖のコントロールが悪い人が多く、危機感を抱いた医師らが、「まずはHbA1c(ヘモグロビンA1c)が8%を超える患者さんを減らそう!」とこのプロジェクトを始めたようです。


HbA1cが8%を超えているのは、比較的重症の糖尿病で、糖尿病の合併症である神経障害や腎症、網膜症等が増加します。


地域住民の方の勉強会や、会社の昼食のカロリーを減らす取り組み等、地道な取り組みが積み重ねられたようですが、最も問題だったのは、健診などで糖尿病を指摘されても病院に来ない人がたくさんいたことでした。


病院や勤務先の企業から、糖尿病の方に病院を受診するよう強く後押しするよう対策をとった結果、受診率が向上し、その結果HbA1c8%以上の人の割合は半分程度に減ったそうです。

それによって、この地域では脳卒中や心筋梗塞、透析導入となる患者さんが減ったとのことです。


健診で「血糖が高い」、「糖尿病」と指摘を受けた方は、やはりまず病院にかかることが重要です。

自分で食事療法や運動療法を試みることは非常に大事なのですが、医師と相談しながら行ったほうが確実に効果がでると思います。

また、この記事にあるようなHbA1cがある程度高い方は、やはり薬の治療が必要になることが多いです。


糖尿病の治療をしっかり行うことは、脳卒中や心筋梗塞、腎不全といった命にかかわる病気になるのを予防し、健康寿命を延ばすことに繋がります。


気になる方は気軽にご相談ください。




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