• Hajime Ito

専門医が教える、血圧が高い方にぜひ知ってほしい3つのこと

最終更新: 8月31日


記事の要点

・血圧が高いと脳卒中になりやすい。

・血圧が高いと認知症になりやすい。

・血圧が高いと心臓病になりやすい。


高血圧は放置しておいてもよいか?


「血圧が高いって言われたけど、体調はいいし、まあ別に大丈夫じゃない?」と思われる方も多いと思います。

確かに血圧が高くても、すぐに何か症状が出るわけではないので、そう思われるのも無理はありません。

しかし、高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれており、放置するのは非常に危険です。


血圧が高いと脳卒中になりやすい


高血圧をそのままにしておくと、動脈硬化が進行し脳卒中が起こりやすくなります。

下図のように、上の血圧が140を超えると、正常な人と比べて5倍以上、180を超えると11倍以上脳卒中になりやすいという報告があります。

出典:高血圧治療ガイドライン 


脳卒中は寝たきりになる原因第一位です。


血圧が高いと認知症になりやすい


血圧が高いと、脳の血管の障害が起こりやすくなり、認知症になりやすいという報告があります。

特に中年期から血圧が高いと、より認知症になる確率が高くなると言われています。

例えば、中年期から上の血圧が140以上あると、正常な人と比べて6倍認知症になりやすいです。


血圧が高いと心臓病になりやすい


血圧が高いと、心臓の筋肉に負担がかかり、心不全を起こしやすくなります

また、動脈硬化によって心臓の筋肉を栄養する血管(冠動脈)が詰まりやすくなり、狭心症や心筋梗塞を起こしやすくなります


やはり若いときから血圧が高いほど、心臓病になるリスクは高いです。

例えば30~64歳で上の血圧が160以上あると、心臓病で亡くなるリスクは正常な人の10倍程度になります。


まとめ


・血圧が高いと脳卒中になりやすい。

・血圧が高いと認知症になりやすい。

・血圧が高いと心臓病になりやすい。


いずれも、なってからでは遅いため、予防することが重要です。

健康寿命を伸ばすために、高血圧はしっかり治療しましょう。

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