• Hajime Ito

高血圧の新ガイドラインについて

今年の4月に高血圧のガイドラインが5年ぶりに改訂されました。​


ガイドラインとは、国内外の最新の研究結果に基づいて学会が定めた、治療の指針となるものです。​


今回の改訂では、高血圧の基準値は140/90mmHgと、従来通りでしたが、降圧目標が10ずつ引き下げられました。​


ポイントとしては、以前よりももう少ししっかり下げましょう、ということがガイドラインとして明記されたことです。​


他には130〜139/85〜89を今まで正常高値血圧と呼んでいましたが、新しいガイドラインでは130〜139/80〜89を高値血圧と呼ぶようになりました。​

「正常」を抜くことによって、これくらいの数値でも安心はできないことが強調されています。


近年日本やアメリカ等で行われた大規模な研究で、血圧をより厳密に下げたほうが脳卒中や心筋梗塞などの予防効果が高いことが示されています。​


​血圧が20上がると、心筋梗塞などによる死亡率は2倍になるというデータもあります。

血圧はちょっとくらい高くてもいい、と思わずしっかり治療することが重要です。​


また、日本人の食生活は塩分が多いことが最大の特徴です。血圧が高い方はなるべく減塩することも大切です。

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