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花粉症
花粉症とは
花粉症は、植物の花粉が目や鼻の粘膜に付着することで起こるアレルギー反応です。
最も多い原因はスギ花粉で、2月~5月頃に飛散します。
主な症状はくしゃみ、鼻汁、鼻づまり、目のかゆみです。
花粉症の対策
花粉症の症状を少しでも軽くするためには、花粉がなるべく粘膜につかないよう工夫することが重要です。
マスクやメガネをしたり、帰宅時には服についた花粉を払い落とすことが効果的です。
また、セーターなどのウール素材のものは花粉が付着しやすいため、避けたほうが良いでしょう。
ナイロンやコットンなどのテロンとした素材のものがおすすめです。
花粉症の薬物治療
現在の花粉症治療は薬物療法が主体です。内科でも治療を行うことができます。
以下のような薬物を主に使用して治療します。
軽症の方は抗ヒスタミン薬の内服のみですむことが多いです。
重症度に応じて、複数の薬剤を組み合わせて使用します。
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抗ヒスタミン薬
ヒスタミンという、アレルギー反応に関わる成分をブロックする薬です。
近年は眠気の少ないものが主に用いられています。
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点鼻ステロイド薬
アレルギー反応そのものをブロックします。
点鼻薬のため全身性の副作用は非常に少なく、安心して使用できます。
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ロイコトリエン拮抗薬
これもアレルギー反応に関わる成分をブロックする薬です。
花粉症治療においては、鼻づまりが主体の方に用いることが多いです。
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点眼薬
抗アレルギー成分を含んだ点眼薬です。
目のかゆみに対して使用します。
舌下免疫療法は当院では行なっておりません。
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