​高血圧

高血圧とは 

高血圧とは一言でいうと、血管に過度な圧力による負担がかかっている状態のことです。

現在の医療現場では以下のような基準で、高血圧と診断しています。

病院や健診施設などで測定した場合 :140/90mmHg以上

自宅で測定した場合        :135/85mmHg以上

​特殊な高血圧 「二次性高血圧」とは?

高血圧を放っておくと

よほど重症でない限りは、高血圧による直接的な自覚症状はないことがほとんどです。

しかし、高血圧を放置すると徐々に動脈硬化が進行します。

動脈硬化が起きた血管は、もろく破れやすくなり、さらに内腔が細くなって詰まりやすくなります。

その結果、以下のような病気を発症するリスクが高くなってしまうのです。

・脳出血、脳梗塞:脳の血管が破れたり、詰まったりすることで起こります。

狭心症、心筋梗塞:心臓の血管が詰まってくると起こります。

・腎不全:腎臓は小さい血管の塊なので、動脈硬化によって腎臓の機能が低下します。

心房細動:脳梗塞の原因となる不整脈です。

血圧が高いほど、心臓病で亡くなるリスクが高まります。

特に若い方で血圧が高い方は、正常の方に比べて数倍~20倍近くのリスク上昇となっています。

高血圧の治療

 

高血圧を治療する目的は「血圧の数字を下げること」ではなく、上記のような重大な病気になるのを予防することです。

治療の方法は、①生活習慣の改善、②薬物治療の2本柱です。

生活習慣の改善

食事療法

  

食事療法のポイント

・減塩 1日6g以下が目標(日本人の平均塩分摂取量1日11g)

​・緑黄色野菜、魚を積極的に食べる。(カリウム、カルシウム、食物繊維を含むものがよい)

運動療法

  

エネルギー源としてカラダに蓄積されている体脂肪が使われる有酸素運動が効果的です。

例:ウォーキング、ジョギング、水泳など。

 

週3,4回程度、1回20-30分程度かけて行うのが望ましいです。ただ、無理はしないでください。

長期間継続することが最も重要です。自分の生活の中に習慣として運動を取り入れましょう。

また、病状によってはあまり運動できない場合もあるので、ご相談ください。​

薬物治療

薬物治療は生活習慣の改善を行った上で始めるのが基本です。

薬も様々な種類があるので、患者さんごとに最適と思われるものを処方します。

薬を飲むことに抵抗がある方も多いかと思います。

しかし、生活習慣の改善を行った上でも血圧が高い場合、放置するのは危険です。

​患者さんと相談しながら、最適な薬物療法を行っていきますので、お気軽にご相談ください。

Copyright 花園内科 All Rights Reserved.